花よりあきらかに団子なスタッフのKです。
今年は桜の開花が早く、あっという間のお花見期間でした。
さて、そんな中、当協会では毎年恒例の春イベント、京都へ「北野をどり」の鑑賞に行って参りました。
「都をどり」、「京をどり」、「鴨川をどり」、「祇園をどり」、そして今回の「北野をどり」は、京都にある5つの花街が催す季節の移ろいを知らせてくれる風物詩です。
風物詩に相応しく、4月1日はとても天気が良く、爽やかな小春日和で、着物で歩くのに気持ちいいお日柄でした。
11時に阪急西院駅に集合し、北野天満宮近くの「糸源」で、梅の形をした容器に
色とりどりの季節のものが入ったお弁当をはんなりと食べて、春の味覚を堪能。
昼食後は、北野天満宮を横目に、上七軒歌舞練場(かみしちけんかぶれんじょう)に、
てくてくと春の陽気とところどころに咲いてる桜を愛でながら歩いていきました。
私たちはお茶席付きの観覧券のため、先ずは歌舞練場の2階にあがり、
舞妓さん自らが目の前でお茶のお手前を披露していただき、一緒にお饅頭をいただきました。
舞妓さんの衣装と雰囲気の綺麗さと、お部屋のしつらいに目を奪われました。
その際、なんとお饅頭の受け皿はお土産として持ち帰ることができます!
その後、会場へ移動し、いよいよ「北野をどり」の開演です!
京都最古の花街である「西陣の奥座敷」の呼び名を持つ上七軒さんの舞妓さん、芸妓さんによる踊りの舞台o(^-^o)(o^-^)o!
第1部 舞踊劇「北野の杜の物語」
13年ぶりの新作舞踊劇とのことでした。
第2部 色暦俗曲集
今回新たに作曲された「北野巡り」とともに、新旧織り交ざったお座敷情緒を楽しみました。
最後はフィナーレ「上七軒夜曲」
揃いの黒裾引姿の芸妓さんと、華やかな着物をまとった舞妓さんが全員で舞台で踊る姿は圧巻するわ見惚れるわ、でした。
最後に桜吹雪が舞って終了!
観劇の余韻がひかぬまま、北野天満宮で集合写真を撮り、
本日の着物DAYは終了です。
皆さん、帰られる方もいらっしゃいましたが、北野天満宮を散策したり、
桜の名所「平野神社」に桜を見に行かれたり、と思い思いで京都を楽しんでました。
今年は本当に桜の開花が早く、ピンクの絨毯の上を歩き、風が吹くと花吹雪が舞い散るなか、綺麗な情景での京都散策を楽しめました。
花街を桜舞う中着物着て歩くという情緒満載に、自分で自分に酔ってしまいました
歩き方も自然とおしとやかに…
来年も開催予定ですので参加されたい方は協会のイベント情報をお見逃しなく!